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【参加報告】さくらじまハウス2020でLT登壇してきました【せりちゃんver.】

 

皆様、初めまして!

 

KADAI INFOエンジニア部唯一の女子メンバー、副エンジニア長せりちゃんことセリナ(@serina_ponpi)と申します。

 

2月6日-7日に鹿児島のエンジニアイベント“さくらじまハウス2020”が開催され、エンジニア部メンバーが参加してきました。

 

その中でも私セリナとがんがんさんの2人はLT登壇をしてきましたのでその様子をレポートしていきます。

 

 

さくらじまハウス2020とは?

 

さくらじまハウスは、最前線で活躍されている様々なエンジニアのセッションが聞けるITカンファレンスです。

 

こちらが公式サイトです↓

 

誰でも参加できるイベントで、エンジニアの方だけでなく学生の参加もできます。

 

INFOエンジニア部以外にも鹿児島大学の生徒が数名参加していました。

 

(がっつりテスト期間中だったのでみんなテストを避けてきていました)

 

今回は2年ぶりの開催で、100名近くの方が参加していました。

 

私は少し早めに会場入りして前から3列目に座ったためとても見やすかったです。

 

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全体としてはこんなにたくさんの方々がいらしゃっていました。

 

 

鹿児島県内のIT企業の方はもちろんのこと、東京からいらっしゃった方、フリーランスで働いている方など幅広いエンジニアの方が参加していました。

 

普段はなかなか会えないような現役エンジニアの話が直接聞ける、鹿児島では貴重なエンジニアイベントだったと思います。

 

将来エンジニアを目指す学生にとって、とても刺激のもらえるイベントであり、新しい技術に触れられるイベントとなりました。

 

 

各セッションのおはなし

 

さくらじまハウス2020は、「エンジニアとしての生き方」がテーマでした。 

 

時間ごとにセッションが分かれており、特定の分野で活躍されている方やさまざまな働き方を実践されているゲストとのパネルディスカッションがありました。

 

学生という立場からすればわからない話も多かったですが、メモをとりながら聞き、講義があった分野の話は比較的ついていけたものもありました。

 

私は2日目のみの参加でしたが、特に「レガシーコードへ立ち向かう」というセッションが印象に残りました。

 

「 レガシーコードとはなんぞや?レガシー=遺産?昔のコード?」と初耳状態で参加してぐぐってたんですが、必ずしも古いコードということではないようでした。

 

ぐぐってみるとこのように出てきました。

 

「レガシーコード」という言葉を「何年も前に誰かが作り、内容が複雑で何をしているのかよく分からず、まともな仕様書もないコード」いうコードを指すものとします。ー開発者のための実装系WebマガジンCodeZineより

    

 

古いことが多いのでしょうが、理解しづらい・変更しにくいコードまたはテストのないコードであり、”改善すべきコード”というように私は捉えました。

 

このセッションは、

の3人が登壇し、実際の現場で起こりうるレガシーコードへの向かい方のお話をしてくださいました。

 

実際の開発現場では、何十年も運用されていたり何十人も開発に関わっていたりすると“誰もわからないコード”というのが存在するようです。

 

大学ではそのような大規模な開発に関わることもないし、研究をまだ始めていない私は自分のコードや先生の示したコードについて考えるだけなので触れたことのない世界でした。

 

そのようなレガシコードはシステムの脆弱性となることから、にしむねあさんからはセキュリティ面での話がありました。

 

ちょうど「情報セキュリティ」講義を受けていたタイミングだったので現場の話が聞けたことは貴重の経験だったと思います。

 

本当はプロダクトごとにセキュリティ担当がいるのが理想ですが、プロダクトが多いとそうもいかず横断的にセキュリティを見ていく体制になっているようです。

 

そのような開発体制の話も大学にいては触れない話で新鮮でした。

 

また、通常はアプリケーションよりデータベースのほうが長く使われることが多くレガシーなものが多いことからそーだいさんからはデータベースの話がありました。

 

そこではまたもや初耳の"リファクタリング"という単語が出てきました。

 

リファクタリング(refactoring)とは、コンピュータプログラミングにおいて、プログラムの外部から見た動作を変えずにソースコードの内部構造を整理すること である。ーwikipediaより

 

データベースは一度動かしてしまうと止めることが難しく、書き換えて壊れたらかなり困ることになるのでリファクタリングが進まないそうです。

 

20年もののDBなど珍しくなく、テストもできない状態であるため、まずはテストができる状態にすることやそうならないために設計するときはしっかりと考えて設計を行うことが重要であるというお話がありました。

 

また、テストは「一度に完璧なものをつくろう」「一気にしよう」とするのではなく、小さなものから少しずつ改善、テストをするとよいとのことでした。

 

INFOエンジニア部でもネイティブアプリ開発をしているのでその知識は役に立ちそうです。

 

まんたろうさんからはレガシーコードをうまないために「コミットのコメントを工夫して過去を見やすくする」とよいという話もあったので私も気を付けていこうと思います。

 

他にもマイクロサービス化についてのセッション、多様化するエンジニアとしての生き方を語るセッションがあり、どれも興味深いものでした。

 

 

LTの感想

 

さくらじまハウス2日目にはLTの時間が設けられていました。

 

LTはLightningTalkの略で、5分程度の短いプレゼンのことを指します。

 

エンジニア業界ではこのようなカンファレンスや就活イベントなど様々な場所で行われています。

 

今回は学生3名を含む計11名が5分ずつどんどん交代しながら話していきました。
 

私は「KADAI INFOエンジニア部の取り組み -鹿児島大学をもっとおもしろく-」と題してお話させていただきました。

 

当日の様子は代表が写真を撮ってくれていました↓
 

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私はエンジニアコミュニティやサークルでLTは何度かしたことがありましたが、100人のエンジニアの前でするのは初めてのことでド緊張.....。

 
5分という短い時間に言うこと言わないと!と焦って話していた記憶があります。
 
KADAI INFOの紹介に加え、Androidアプリの少し技術的な話をしました。

 

以下が発表資料です。

 
 
正直、テスト期間中での内容決め&資料作りでかなり苦労しました....。
 
最初に自分で作ってみた時の資料はもっとまとまりがなかったのですが、エンジニア部の先輩方にアドバイスをいただき2度3度作り直しました。
 
適格なアドバイスをいただき本当にいい先輩方です。(感謝しかない)
 
その甲斐もあってか #さくらじまハウス2020 のタグにてリアルタイムで多くの反応をいただきました。

 

 

     
リアルタイムで反応が返ってくるのはイベントLTのいいところですね。
 

まとめ

 
さくらじまハウスに参加することで大学では学べない実際の開発現場の話やエンジニアの現状が聞けました。
 
そしてそのような方が登壇しているのを聞くだけでなく、直接話せる場でもありました。
 
私自身もLTをしたことで発表後多くの方に「KADAI INFOの方ですよね?」と声をかけていただきました。 
 
KADAI INFOを知っている方もいらっしゃったようですが、KADAI INFOが企業の広告を載せたりタイアップ記事を書いていることは知らない方が多いようだったのでKADAI INFOを知っていただくきっかけにもなったと思っています。
 
鹿児島大学生と鹿児島を盛り上げたい方、KADAI INFOで広告を出したい方などいらっしゃいましたらご連絡お待ちしております。 
 
以下、KADAI INFOサイトのお問い合わせからもしくはTwitterDM(個人アカウントでも可です!)で声をかけていただいてもOKです。
KADAI INFOエンジニア部、そして私セリナ個人としても引き続きITカンファレンスなどの外部イベントに積極的に参加していきたいと考えています。
 
テックブログも各個人更新していきますので次回もお楽しみに!